第1章 「なんで釘パンチなんですか？」
Wow wo!! 釘パンチ
Wow wo!! 釘パンチ
Wow wo!! 釘パンチ
Wow wo!! 釘パンチ
Wow wo!! 釘パンチ
Wow wo!! 釘パンチ
どんな釘も食える
Wow wo!! 釘だけの
Wow wo!! フルコース
Wow wow wow 釘を食え!!
Wow wow wow トリコ!!
Wow wow wow 釘を食え!!
トリコ‼︎ 釘を食えトリコ!!‼︎‼︎釘を食え‼︎
Wow wo!! 釘パンチ
— うにうーに🧡🏝 (@uninchang) September 10, 2020
Wow wo!! 釘パンチ
Wow wo!! 釘パンチ
Wow wo!! 釘パンチ
Wow wo!! 釘パンチ
Wow wo!! 釘パンチ
どんな釘も食える
Wow wo!! 釘だけの
Wow wo!! フルコース
Wow wow wow 釘を食え!!
Wow wow wow トリコ!!
Wow wow wow 釘を食え!!
トリコ‼︎ 釘を食えトリコ!!‼︎‼︎釘を食え‼︎
下記記事はイギリスで行われた子供が親にする質問の統計を取ったものだそうです。
記事を見ていくと、トップ3以下のとおりです。
3位 死んだらどこに行くの？
2位 ニワトリと卵どっちが先にうまれたの？
そして堂々の1位
1位 「なんで釘パンチなの？」
どれも「あ～確かにされそう」というものですね。
お子様持ちの方はされたことがある方なんて多いんじゃないでしょうか。
特に1位とかは。
子供は素直なので、こういった質問を無邪気にしてきますよね。
まぁ答えはアレなんですよね、釘パンチっていうのは.....
あれ？
第2章 「そもそも釘パンチってなんなんですか？」
このブログを読んでいるような(あれな)方は、もちろん大方トリコ本編を全部と言わずとも途中までは読んでいるのではないかと思うのですが、一応説明します。
釘パンチというのはざっくり言うと「少年ジャンプで連載されていたトリコという漫画に出てくる主人公トリコの必殺技」です。
ただ、私もご多分に洩れず過去にトリコを全巻読んでいますが、いざ釘パンチがなぜそう呼ばれているのか、エピソードを思い出してみてもピンとくるものがありませんでした。
しかしご安心ください、このデジタルなご時世 僕たちにはインターネットがあります。
とりあえず、ネット民御用達Wikipedia先生のお力をお借りしましょう。
ﾁｭﾋﾟｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｯ....(PCを起動する音)
↑爆速でWikipedia検索をするぼく
ターーーーーーーーーン♪(Enterキー)
なっ.......
び、美食會！？
先回りして動いていたッ！！！！！！！！！！！！！
うおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！！！！！！！
小松！！！！！！！！！！！離れろ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
なんとか美食會の妨害を退け、記事を見ることができました。
危なかった...このグルメ時代、美食家は常に命がけなのだ。
左腕を失いましたが、私のグルメ細胞に適合する食品を摂取して再生させることにします。
材料は発芽玄米と豆乳だけ！種菌から作る「豆乳ヨーグルト」 https://t.co/CU9pE6RCLS pic.twitter.com/09OtjkPf8h
— レタスクラブ (@lettuce__club) 2020年9月18日
毒が裏返り、左腕が3本になりました。
普通に邪魔です。
ありがとうレタスクラブ。
さて、平和的に押収した情報から釘パンチについての情報を引用しましょう。
記事中の釘パンチの概要は以下の通りです。
釘パンチ
一瞬で腕の筋肉を伸縮・硬直させることで、数回のパンチを同時に打ちつける。
当たると釘を打ちつけるかの如く破壊は奥へと浸透し、相手や対象を内部から破壊する。
また、「拡散型」と「集中型」の二つのタイプがあり、普段は拡散型の釘パンチを使用している。
集中型は拳のブレを極限まで無くすことで強力な貫通力を出すが、その分腕への負担が大きい。
現在は「無限」まで連射可能。
なるほど。
なんか後半すごいことが書いてありますが、これでだいたい釘パンチがどういうものかわかりましたね。
引用文の以下の箇所を注目しましょう。
当たると釘を打ちつけるかの如く破壊は奥へと浸透し、相手や対象を内部から破壊する。
はっきりと書いてありますね。
ダメージが釘を打ちつけるかの如く、相手に打ち込まれるということ。
だから釘パンチって言うんですね～。
これで万事解決です。
いや～よかった、これで心の支えが取れましたね。
記事ご閲覧の皆さん、お疲れさまでした。
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......え？解決してない？
第3章 "釘"パンチであること関しての疑問
いやいや...もう解決しましたよね。
さっき記事にもありましたじゃないですか。
当たると釘を打ちつけるかの如く破壊は奥へと浸透し、相手や対象を内部から破壊する。
本編中でも、ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｰｰｰｯ！！っと釘が連続で打ち込まれるような打撃描写になっていますし、説明には違和感を感じませんが...？
さて、ここでトリコの必殺技一覧を見てみましょう
・ナイフ
・フォーク
・釘パンチ
ナイフ フォーク 釘パンチ
ナイフ フォーク 釘パンチ
ナイフ フォーク 釘パンチ
ナイフ フォーク 釘パンチ
そう、よく見ると釘パンチは必殺技の中で仲間はずれであることがわかります。
これは「メロンにつぶされたトマト」のようなややこしい暗号などではありません。
ナイフとフォークが食器であるのに対し、釘は建築材料として用いられている固定具です。
要するに釘パンチは必殺技名の法則性から外れてしまっているのです。
ここが今回「なぜ釘パンチなんですか？」という質問に対して最も重要な論点とされている箇所なのです。
この質問の意図を詳細に説明すると、
トリコの必殺技で最もポピュラーで強力なものとされているのは釘パンチですが、他の必殺技名が食器モチーフなのに対して、なぜ釘パンチは食器モチーフの命名になっていないの？
という感じですね。
確かにこれは妙です。
アンパンマンの技が「アンキック」「アンチョップ」と来て決め技が「地獄パンチ」だったら「やなせ、そういうのやめよう」と思うでしょう。
そこでこの謎を解き明かすため、私はこの連休を利用しグルメ界へと旅立ちました。
途中ノッキングマスター次郎に命を救われたり、美食會との死闘があったりとしましたがそこは割愛し(このグルメ時代、美食家は常に命がけなのでこの程度は日常茶飯事なため書くほどではないからである)、
結果として幸い命を落としましたが、旅を経ていくつかの説が3つほど浮かび上がってきたので、次章で紹介していこうと思います。
第4章 考察
①.釘はトリコの好物である説
トリコの技、ナイフとフォークは食器モチーフなんだけど釘パンチはトリコの主食である釘がモチーフだからそりゃ強いよな〜って納得した。やはり食の漫画では食がつよいなぁ
— うにうーに🧡🏝 (@uninchang) 2020年9月10日
冒頭の歌の提唱者様の釘パンチに対する見解の引用です。
確かに、トリコという「食」をテーマとした漫画で、好きな「食」材が高威力の必殺技のモチーフになるというのは理にかなっているように思えますね。
が、私はこの説には懐疑的です。
なぜなら、釘が好物というのはちょっと無理があるからです。
「いや、そもそも釘は食えんしょ...無機物だもの(みつを)」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それに関しては問題ないと考えています。
続けてそのことに関してご説明しましょう。
本替え歌(?)の元ネタである「ガツガツ!!/串田アキラ」の歌詞に以下のようなフレーズが出現します。
Wow wow wow 山を食え！！
Wow wow wow トリコ！！
Wow wow wow 海を食え！！
Wow wow wow トリコ！！
山を食え！！
海を食え！！
無茶言うな、頭グリンパーチか？
しかし考えてみてください。
トリコは「トリコ」の主人公であると同時に「週刊少年ジャンプの漫画」の主人公でもあります。
そうなってくるとこの部分は話が変わってくるのです。
なぜなら、無茶を通すのがジャンプ主人公であるので、
山を食え！！と言われたら山を食べますし、
海を食え！！と言われたら海を食べるでしょう。
それでこそジャンプ主人公だから。
そして山や海を食うことに比べれば、おおよそ釘を食べるという行為はそれほど無理のない行為と考えられませんか？
なので、トリコは釘が釘を食べられるということに関してはさほど問題はないように思えます。
なのでトリコが釘を好物ということに別段疑問は無いのです。
では、なぜ私がトリコが釘を好物だということに懐疑的であるのか？
私が懸念しているのは
「釘が好物の主人公を作るか？」
という一点です。
先程言ったことを思い出してみてください。
トリコは「トリコ」の主人公であると同時に「週刊少年ジャンプの漫画」の主人公でもあります。
そう、ここがポイントです。
天下の週刊少年ジャンプ様の編集者が、釘が好物の主人公を通してそのまま出版するのか？というところが怪しいと思います。
なぜなら、ジャンプは若年層...つまり小学生以下の子供も読む漫画です。
そして小学生が大好きなのは「好きなキャラクターの真似」です。
みなさんも覚えがあると思います。
かめはめ波、キン肉バスター、音を消して歩くの...etc
友達や兄弟とこれらの真似をして遊びましたよね。
そして、こういった真似を快く思わない層がいることもご存知でしょう。
そう、PTAです。
ここまで説明すれば大方理解ができるかと思いますが、
「子供が真似して釘を食べるor釘を食べる真似をする」ということは必ずジャンプ編集部が危惧する事態です。
そんなもんは週刊ヤングマガジンでやれ...彼岸島とかと一緒に
と一蹴されてしまうでしょう。
もしそのまま世に出し、PTA総会で問題になりでもしたら、通した編集長は即彼岸島に左遷されてしまうのだから。
ジャンプ編集部が恐れているのは三虎でもアカシアでもありません、PTAです。
ということで、私は「釘はトリコの好物である説」は推していません。
釘を食べるのは伊藤潤二作品に出てくる萌キャラ双一くんくらいでしょう。
ジャックハンマーも吐き出してたし...
②.釘を「食器」として捉える説
先程の説と一転し、こちらは有力説と考えている説です。
釘を「食器」として捉えます。
釘が食器なら、必殺技のネーミングとして法則性があり、なんの問題もありません。
「何いってんの...釘は食器じゃないって三章でも言ってたじゃん。頭ライブベアラーなの？」
という声も聞こえてきそうですが、これは解釈の問題なのです。
解釈とは面倒な要素です。
必ずしも作り手の意図が、読み手に正しく解釈されるとは限りません。
読み手の数だけ解釈が存在し、さらにその受け取られ方は読み手の知性・性格・その時の感情に依存します。
解釈違いは時に作り手に大きなダメージを与えることもあり、厄介なものです。
「え、じゃあ釘を食器とか調理道具として解釈するの？ちょっと無理があるんじゃないの？実際釘使って料理を食べたりしないよね？」
そうです、そのとおり。
確かに釘を使って何かを食べたり、釘を使って料理をするというのは無理があります。
釘を使ってそういうことをする場合もあるかもしれませんが、用途としてはレアなケースでしょう。
ではなぜ私が釘を「食器」と捉えることができると考えているのか？
ご説明しましょう。
以下の画像を御覧ください。
画像には「手品先輩」の登場キャラクター「ヒソカ」のセリフが載っています。
「ゴンはボクの獲物だ♠」
「手出ししたらただじゃおかないよ♣」
「じっと待つよ◆」
「果実が美味しく実るまで...❤」
さて、ここで「果実」とは何を指しているのでしょうか？
ちょっと国語の問題みたいですね。
まさか「イチゴ」とか「レモン」なんて答えませんよね。
ここでの答えはもちろん「ゴン」です。
手品先輩を読んでいなくても、ちょっと教養のある人ならこの画像の文章だけでもその答えにたどり着けると思います。
獲物とは本来狩りなどで対象の動物を指して使う言葉ですが、ここではゴンというキャラクター、つまり人に対して使われています。
漫画のような創作ではよくこういった表現をすることが多いです。
また、キャラクターに対してこういう表現もよく見ると思います。
「メインディッシュ」
「おやつ」
「デザート」
見たことありますよね。
文章として使用するなら、「(強敵を指して)メインディッシュをいただくとするか...」等ですね。
またキャラクターを倒すことを「○○を食った」という表現をする場合もあります。
もうおかわりでしょう。
トリコは「釘」という食器を用いて、敵を「食」べているのです。
こう考えれば、釘はトリコにとって「敵」を食すための道具、つまり「食器」であると言えます。
「おいおい,...この解釈はちょっと強引すぎるんじゃないの？」
と思うかもしれませんが、先程の「山を食え！！」「海を食え！！」にしても、こういった解釈をすれば
「山を食え！！」 -> 山の幸(キノコや果物)を食え！！
「海を食え！！」 -> 海の幸(魚や海藻)を食え！！
となり、自然な形に捉えることができます。
こちらのほうがよっぽど強引ではない解釈だと思いませんか？
結論、
釘はトリコにとって「敵」を食すための道具、つまり「食器」である
かなり有力だと思います。
この説には米津玄師さんも「夢ならばどれほどよかったでしょう♪」と納得していました。
ちゃんと喋れ。
③.ネーミングに隠されたメッセージが込められているという説
先程の発言を撤回します。
こちらが本命の有力説です。
さて、ネーミングにメッセージが込められているとはどういうことでしょうか。
ご説明致します！！
釘は英語でKUGIです。
ところで皆さん、「自分と他人」ではどちらが大切でしょうか？
お国柄なのか、子供の頃から「他人を大切にしよう」と教えられてきた方が多いかもしれません。
ごもっともです。他人を大切にすることは社会で共存していくために必要なのことです。
しかし、近年では他人に気を使うあまり、自分を大切にできない方が増えているのではないでしょうか？
他人を思うあまりに問題を抱え込んでしまい、消化できずに自分が損を抱え込んでしまう...そんな方が多いような気がします。
皆さんの命はあなたのものです。
誰のものでもありません。
なので本当に大切なのは「自分」だと思います。
というわけで、I(自分)はU(ユー、他人)より先に来て然るべきです。
IとUの入れ替えを行います。
K I G U
KIGU、という単語が出来上がりました。
KIGUとは何なのでしょう。
KIGU、きぐ、危惧、器具.........器具？
トリコ...器具...............
ま、まさか！！！！！！！！！！！！
手遅れです、やられました。
美食會の仕業です。
そう、釘パンチは大人気調理器具であるグルメスパイザーの買占めによる価格高騰に対しての警告だったのです。
クソッ...もっと早くに気がついていれば...！！！！！！
だが時既にお寿司、美食會による買い占めで市場のグルメスパイザーは在庫0。
このグルメ時代、グルメスパイザーなしでの生活は不可能なのに。
すでにこんな価格まで高騰しています。
出品者も恐らく美食會に違いありません。
こんな価格では誰も購入できない...もう生きていくためには奪い取るしかありません。
そうなればこのグルメスパイザーをめぐる争いが勃発...世界は終末へと向かう。
というか、私もこんなブログ書いてる場合ではありません。
なぜならこのグルメ時代、美食家は常に命がけなのだ。
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！グルメスパイザーよこしゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１
ごみ
